防波堤・堤防・波止のサビキ釣りの自作のコマセ( 撒き餌 )の作り方
防波堤・堤防・波止の釣り場から行うサビキ釣りシーンでは、対象魚のアジ・サバ・イワシをポイントに集めるためにコマセ( 撒き餌 )を使用します。
釣具店などで販売されている冷凍のアミエビや配合餌を購入してサビキ釣りで使用する方が楽ですが、今回は 自作のコマセ( 撒き餌 )の作り方 を解説します。
ひと手間かけて材料を揃えて、オリジナルのコマセ( 撒き餌 )の自作にもチャレンジしてみたい方は、よろしければ参考にしてください。
防波堤・堤防・波止のサビキ釣りで使用するコマセ( 撒き餌 )を自作するにあたり、まずは一番ベースになる材料の 米ぬか を用意します。
米ぬかを 1kg 使用すると最終的に 3500cc 程度のコマセ( 撒き餌 )量になり、サビキ釣りを 3〜4 時間程度楽しむことができます。
米ぬかの入手方法
無人のコイン精米所
近所のスーパー
お米屋さん
上記の3つの入手方法があります。
無人のコイン精米所に行くと米ぬかを無料で入手することができますが、日によって精米に来る人が多いまたは少ない関係で入手できる量が異なります。
一方で、自分で玄米を大量に精米している方は、精米した後に出る米ぬかをすべて回収することができるので確実に入手できます。
また、近所のスーパーで直接購入したり、お米屋さんに譲ってもらうまたは購入することで米ぬかは入手できます。
インターネット通販のショッピングモールで購入することも可能です。
米ぬかだけ海に撒いてもアジ・サバ・イワシは集まらないので...
集魚材としてマルキューの よせアミ を配合します。
パッケージの裏側に書かれた説明を読むと...
驚異的な実績を誇るオキアミをこの一袋に凝縮( パック )!!
オキアミに含まれたアミノ酸の性質をそこなうことなく、粉末化した「 よせアミ 」は、驚くほどの集魚力をもっています。
寄せエサとして海でも川でも万能の効果があります。
上記のように書かれています。
◆ 自作のコマセ( 撒き餌 )の作り方 〜 約1時間分 〜
計量カップを使用して米ぬかを 900cc 取ります。
次に 900cc の米ぬかに集魚剤のよせアミを 100cc 配合します。
米ぬかとよせアミをよく混ぜ合わせれば 自作のコマセ( 撒き餌 )の完成です。
配合比率は...
⇒ 900cc:100cc( 9:1 )= 1000cc
例えば、サビキ釣りを6時間楽しみたい場合は、米ぬか 5400cc に対してよせアミを 600cc 配合して合計 6000cc 作ります。
自作したコマセ( 撒き餌 )は、小分けにしてジップロックやタッパーの中に入れ高温多湿の場所を避けてサビキ釣りの釣行日まで常温保存しておくことができます。
気温と湿度が高くなる梅雨から真夏の時期は、米ぬかにカビが生えることがあるので長期の保存は避けてなるべく早めに使用することをおすすめします。
防波堤・堤防・波止の釣り場で少量の海水を加え混ぜ合わせてから手で軽く握ってポイントに投げるまたはコマセ( 撒き餌 )カゴの中に入れて使用します。
米ぬかの濁りの煙幕とオキアミ粉末のよせアミの集魚力で近くにいるアジ・サバ・イワシをポイントに集めて足止めすることができます。
◆ 自作のコマセ( 撒き餌 )のアレンジ方法
自作のコマセ( 撒き餌 )の追加オプションとして、水分を吸収して膨れる食品の パン粉 を配合して増量させることもできます。
コマセ( 撒き餌 )1000cc に対しパン粉を 200cc 程度配合します。
自作のコマセ( 撒き餌 )を増量させつつ集魚力の方もアップさせたい時は、海水の代わりに解凍した生の アミエビ を配合して仕上げます。
パン粉なしでアミエビだけ配合して集魚力をアップさせることも可能です。
冷凍のアミエビを解凍する作業が面倒という方は、常温タイプでありながら集魚効果が高いアミエビ濃縮エキスのマルキュー アミドリップ で代用できます。
防波堤・堤防・波止の釣り場でサビキ釣りを楽しむ時は...
上記の記事で紹介しているおすすめのコマセ( 撒き餌 )があれば対応できますが、今回の記事が自作にチャレンジしてみたい方の参考になれば幸いです。
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