防波堤・堤防・波止のサビキ釣りにおすすめのコマセ( 撒き餌 )
防波堤・堤防・波止の釣り場からサビキ釣りを行う時には欠かせないエサで初心者さんにもおすすめのコマセ( 撒き餌 )の紹介と基本的な作り方や使い方を解説します。
サビキ釣りのコマセ( 撒き餌 )とは、対象魚のアジ・サバ・イワシの群れをポイントに寄せる重要な役割を担うエサで釣果にも大きく影響します。
コマセ( 撒き餌 )なしでは厳しいので、釣行時は忘れずに準備してください。
一般的なサビキ釣りのコマセ( 撒き餌 )と言えば...
上の画像の アミエビ が定番となり、使用前は四角い冷凍のブロックになっています。
アミエビのコマセ( 撒き餌 )は作り方も簡単で、冷凍状態のブロックをそのまま常温放置して自然解凍または適量の海水を入れたバケツの中に入れて解凍します。
アミエビを解凍した後の基本的な使い方は、ザルなどで余計な水気を切ってから上の画像のサビキ釣りの仕掛けに取り付けた...
錘内蔵のコマセ( 撒き餌 )カゴ
ロケットカゴ
上記の道具の中に...
スプーンなどで適量のアミエビを詰めて使用します。
防波堤・堤防・波止の釣り場でサビキ釣りを行う時に使用するコマセ( 撒き餌 )の使用量の目安は、1人1日( 12時間 )あたり 3kg 程度 です。
早朝や夕方のマズメの時間帯だけを狙う短時間の釣行の場合は 1kg です。
アミエビは集魚力が高くサビキ釣りの優秀なコマセ( 撒き餌 )になりますが、生エサであるが故の使い勝手の悪さやデメリットもあります。
1. 冷凍保存と解凍作業が必要
釣行日の当日に車でサビキ釣りを行う防波堤・堤防・波止の釣り場へ向かう途中アミエビを購入するまたは事前に購入して自宅の冷凍庫で一時保管する必要があります。
釣行日の前日にアミエビを購入して自宅の冷蔵庫で自然解凍するという方法も有効です。
2. 解凍後は傷み( 腐り )やすい
生のアミエビをそのまま冷凍しているため解凍後は時間の経過とともに鮮度が落ちて生臭さが増していき最終的に酵素による自己消化で頭の部分から黒く変色して傷みます。
腐敗すると強烈な悪臭を放つようになるので、特に最高気温が高くなる初夏から晩秋の時期にかけては温度管理に注意する必要があります。
例えば、長時間の釣行で冷凍のアミエビブロック( 1kg )を3個用意した場合...
・ 1個 ⇒ バケツの中で解凍して使用
・ 2個 ⇒ クーラーボックスの中で一時保管
上記のようにアミエビの鮮度を保つため一気に解凍せずに必要に応じてクーラーボックスから無くなる直前に1個ずつ取り出して個別に解凍することをおすすめします。
そこで アミエビの取り扱いに煩わしさを感じる方 におすすめのコマセ( 撒き餌 )が...
マルキューの アミサビキ です。
加工済みの常温保存タイプなので冷凍や解凍が不要で保管場所にも困らず、生のアミエビと比較すると開封した後も傷みにくいため気になる臭いも少ないです。
アミサビキの常温保存というメリットを活かして、アミエビが終わってしまった時の予備のコマセ( 撒き餌 )としてストックすることもできます。
パッケージに付属されている専用のスプーンでコマセ( 撒き餌 )カゴやロケットカゴの中に詰めるだけですぐに使用できます。
扱いやすくサビキ釣りの初心者さんにもおすすめです。
次に サビキ釣りのコマセ( 撒き餌 )の集魚力を更に高める作り方 として...
マルキューの集魚剤 アジパワー の配合がおすすめです。
解凍した生のアミエビまたはアミサビキのコマセ( 撒き餌 )の中にアジパワーを適量配合して混ぜ合わせるだけで集魚力がアップします。
汁( ドリップ )を吸収するためまとまりが良くなりコマセ( 撒き餌 )カゴやロケットカゴの中に詰める作業もしやすくなります。
投げ( 飛ばし )サビキ釣りで仕掛けを遠投する時にコマセ( 撒き餌 )の汁の飛び散りが気になる方にもおすすめです。
次に サビキ釣りのエサに触れたくない方 におすすめのコマセ( 撒き餌 )が...
マルキューの ハイパワーアミエビ です。
ハイパワーアミエビの使い方も簡単で、製品パッケージの尖った先端部分をハサミでカットしてからコマセ( 撒き餌 )カゴやロケットカゴの中に絞り出して詰めるだけです。
エサに一切触れることなくサビキ釣りを楽しむことができます。
アミサビキと同様に常温保存タイプになっているためサビキ釣りの初心者さんをはじめエサに触れたくない女性や子供にもおすすめです。
最後に キャップ付きで持ち運びや保存に便利 なおすすめのコマセ( 撒き餌 )が...
マルキューの アミ姫 です。
加工済みの常温保存タイプでキャップが付いているため途中で釣り場を移動しなければならない時などアミ姫は持ち運びにも便利です。
サビキ釣りの釣行で使い切れず残ってしまったアミ姫は、自宅に持ち帰って次回の釣行まで冷蔵庫で保存することも可能です。
・ 開封前 ⇒ 常温保存
・ 開封後 ⇒ 冷蔵保存
加工済みの配合餌ですが、上の画像のようにアミエビの粒もしっかりしていてフルーツ系の香りがするため生のアミエビの臭いが苦手という方にもおすすめです。
新たに短時間のちょこっと釣りに最適な アミ姫ハーフ と海中でキラキラと光りアピール力を更に強化した アミ姫キララ もラインナップに加わりました。
今回紹介した防波堤・堤防・波止のサビキ釣りにおすすめのコマセ( 撒き餌 )と基本的な作り方や使い方の解説が皆様のエサ選びや釣行時の参考になれば幸いです。
サビキ釣りの自作のコマセ( 撒き餌 )の作り方については...
上記の記事で紹介しています。
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