防波堤・堤防・波止のサビキ釣りの釣れない原因と対策方法
防波堤・堤防・波止の釣り場から行うサビキ釣りは、自然を相手に楽しむアウトドアになるため釣れる時もあればまったく釣れない時もあります。
簡単に結論付けると、サビキ釣りの対象魚のアジ・サバ・イワシの回遊があれば釣れる、回遊がなければ釣れないということになります。
今回は、サビキ釣りの釣れない原因を考察して次回の釣行に活かしたり釣果をアップさせるための対策方法について初心者さんにも分かりやすく解説していきます。
防波堤・堤防・波止の釣り場で行ったサビキ釣りの実釣で1日を通してアジ・サバ・イワシがまったく釣れず完全ボウズだった時は...
釣り場の選択ミス
海水温の低下
上記が釣れない原因に該当すると考えられます。
1. 釣り場の選択ミス
サビキ釣りにおける釣り場の選択は、釣果に直結する重要な要素になるため選び方を誤るとまったく釣れないという事態に陥ります。
初心者さんの場合は...
「 取り敢えず、ここら辺で釣ってみよう!」
上記のように闇雲に決定してしまうことが多いですが、対象魚のアジ・サバ・イワシが回遊して来る釣り場をしっかりと見極める必要があります。
特に初夏から晩秋の時期に1日を通して何も釣れなかった場合は、釣り場の選択ミスが釣れない原因になっている可能性が高いです。
一番有効な対策方法として...
サビキ釣りを楽しむ人が多い
上記の条件に該当する釣り場を選択すると失敗も少なくなります。
釣行日は早めに自宅を出発して候補の釣り場をいくつか見て回り、サビキ釣りを楽しんでいる人がいたり実際にアジ・サバ・イワシが釣れていれば間違いないです。
最寄りの釣具店を利用する方は、サビキ釣りにおすすめの釣り場について店内に詳しい案内が掲示されていることもあるので要チェックです。
サビキ釣りを楽しむ人が多い = 釣れるから人が集まる
上記の法則が成り立ちます。
通常のサビキ釣りは、上のイメージ図のように狙える範囲が狭く限られているためなかなか釣れないという時は...
釣り方を投げ( 飛ばし )サビキ釣りに変更して対応すると上のイメージ図のように狙える範囲が広くなるため釣れる可能性も高くなります。
2. 海水温の低下
日本各地の釣り場で行われているサビキ釣りは、初夏から晩秋にかけての時期が釣果が一番安定するベストシーズンですが、基本的に一年を通して楽しむことができます。
暖かいまたは暑い時期になると海水温が上昇するため釣れやすくなり、逆に寒い時期になると海水温が低下するため釣れにくくなる傾向があります。
また、季節を問わず雨が降る日が続いた時と台風の接近通過による大雨や時化などの影響を受けて一時的に海水温が下がることもあります。
特に真冬の厳寒期から春先の時期に1日を通して何も釣れなかった場合は、海水温の低下が釣れない原因になっている可能性が高いです。
地域によりますが、1月・2月・3月などはオフシーズンになることもあります。
海水温の低下への有効な対策方法ですが、コマセ( 撒き餌 )の集魚力を高めて工夫したりタナを深く設定して遠投で沖の深場のポイントを積極的に狙っていきます。
夏から秋にかけては海水温が高い状態なので神経質にならなくても大丈夫ですが、冬と春は海水温の影響を大きく受けやすくなるので注意が必要です。
サビキ釣りで急に釣れなくなる原因
防波堤・堤防・波止の釣り場でサビキ釣りを楽しんでアジ・サバ・イワシが順調に釣れていたのに何故か急に釣れなくなるという現象を経験した方もいると思います。
サビキ釣りの実釣中に急に釣れなくなる原因には...
潮止まり
天敵の襲来
上記が該当すると考えられます。
1. 潮止まり
海には潮汐があり、潮が満ちて満潮になったり逆に潮が引いて干潮になったりと常に海面の水位が変動しているため満ち引きに合わせて潮の流れというものが発生します。
サビキ釣りの対象魚のアジ・サバ・イワシは、潮の流れに乗って活発にエサを捕食するため干潮時刻や満潮時刻の潮止まりになると急に釣れなくなります。
潮の流れが止まって急に釣れなくなった時は、私たち人間の方も30分ぐらいの休憩を取って食事をしたりして再び潮が流れ始めるのを待ちます。
群れが散らずに近くを回遊していれば再び釣れるようになります。
2. 天敵の襲来
サビキ釣りの実釣中にアジ・サバ・イワシなどの小魚を捕食するイカやフィッシュイーターと呼ばれる大型の魚が釣り場に現われた時も急に釣れなくなります。
自然界は弱肉強食の世界なので、天敵が襲来して身の危険を感じたらまずは命を守ることを最優先に群れはエサの捕食をやめて真っ先に逃げ出します。
天敵が襲来して急に釣れなくなった時は、仕掛けの投入を繰り返してコマセ( 撒き餌 )を撒き再び群れが回遊して来るのを待つしかないです。
上の画像のように海面に小魚を捕食する海鳥が飛来して急に釣れなくなった時は、遊泳層が深くなっていることが多いのでタナを深く設定して対応していきます。
サビキ釣りで両隣は釣れているのに自分だけ釣れない時は...
サビキ釣りの釣果がアップする釣り方( やり方 )のコツはこちら
上記の記事で紹介している釣果がアップする釣り方( やり方 )のコツを釣り場で実践してみることをおすすめします。
サビキ釣りの釣行時の参考になれば幸いです。
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